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王立響律学院の中央池は、契約芋、乳律、歌、方言、記憶を映す国の根幹だった。 名門令嬢クラリスは、転校生リアナの契約芋を奪い、乳律を濁らせ、中央池を汚した悪役令嬢として、王太子エドガルドから婚約破棄を突きつけられる。 だがクラリスは動じない。 芋は記憶を宿し、池の水は契約を映す。 共鳴メガネによって可視化された真実は、リアナと王太子が仕組んだ契約詐称、寄生型共鳴菌、王家鍵の不正使用だった。 奪った者は、芋に告発される。 守った者は、芋に証言される。 これは、悪役令嬢にされかけた令嬢が、酪農と芋と契約で濡れ衣を晴らす、少し妙な断罪劇。