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王太子の婚約者だった公爵令嬢リゼリアは、聖女をいじめたという冤罪で断罪される。 だが彼女は泣かなかった。 「感情では国は回らない」 冷酷と呼ばれた令嬢は、隣国で財政顧問となり、その実力で国を立て直していく。 やがて母国が財政破綻の危機に陥り、救援を求められる。 条件はただ一つ―― 「私に全権を」 腐敗した聖女団体を監査し、王政を揺るがし、ついには元婚約者を退位へ追い込む。 しかしその裏には、彼女を溺愛する宰相の“計算”があった。 守られるだけの令嬢では終わらない。 ざまぁだけでは終わらない。 これは、悪役令嬢が“王妃”ではなく“制度”を選ぶ物語。
あの戦争の裏で、何が起きていたのか―― 大陸の中央に位置する、リウガルト共和国。 飢えと乾き、そして議会の圧政に苦しむ日々。 その中で、立ち上がる者たちが居た。 彼らは「市民連合」を結成し、国家を変える為に、そして弱き者を守る為に奔走する。 やがて、その動きは危険視され、反逆者として捕われる。 揺らぐ信念、広がる貧困。 それでも、彼らは諦めない。 「市民よ、自由と解放の為に闘え」 エリカとルートヴィヒ、マティアス。そして、ハインリヒ――数多の同志がこの誓いと共に、未来へと進んでゆく。 (「紺青のグレンセラ」の外伝ですが、単体で十分お楽しみいただけます! 本編の第二章、幕間リウガルトと繋がる内容です。本編と今作、どちらからでもお読みいただけます。)