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3年前、スタンピードを鎮めた一人の少女がいた。 彼女の名はリーゼリア・エーデルシュタイン。あらゆる魔術を無効化し、スタンピードを鎮めた後、姿を消した謎多き『静寂の魔導姫』と呼ばれる存在だ。 そんな彼女は王都郊外のとある地下にて封印されている。いや、自ら封印されたと言ってもいい。 しかし3年の月日が経ち、リーゼリアが16歳を迎える年に再び運命は動き出す。 「……学院に通う……? 面倒くさいからイヤです」 規格外の力を持つ彼女は世界でただひとりの大精霊の契約者でもあり、《七星の塔》の秘匿された八人目でもあった。 そんなリーゼリアは地上へと舞い戻り、護衛任務のために王立魔術学院へと入学することになった。 そこでは多くの出会いがあった。初めての友達、初めての感情、初めての大切なもの。 これは少女が世界を知り、自分を知る物語。 ※以前投稿していたものを少し変更したものです。
パラムレブ連邦国防軍諜報局の諜報員フィエル・ウルバノ大尉は新米女性諜報員のカジナ・ザカリアと組んで、トーワ帝国で開催される化学関連の国際会議に参加するレスアム・クラッツ博士の護衛任務にあたるよう命じられた。 ウルバノ大尉は、この任務に諜報局が関わる必要性を訝しく思ったが、局長からもう一つ任務があるということを告げられて納得した。 表向きは博士の身辺護衛。その裏には、帝国に対するスパイ活動があったのだ。かねてから帝国で建造が噂される、大型潜水艦の情報を得るというのが、その目的であった。 かくして一行は、オワム大陸のトーワ帝国へ向かうこととなった。そして、ウルバノ大尉とザカリアはクラッツ博士に悟られることなく、情報を奪取して無事に帰還できるのか……