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王太子の婚約者だった公爵令嬢リゼリアは、聖女をいじめたという冤罪で断罪される。 だが彼女は泣かなかった。 「感情では国は回らない」 冷酷と呼ばれた令嬢は、隣国で財政顧問となり、その実力で国を立て直していく。 やがて母国が財政破綻の危機に陥り、救援を求められる。 条件はただ一つ―― 「私に全権を」 腐敗した聖女団体を監査し、王政を揺るがし、ついには元婚約者を退位へ追い込む。 しかしその裏には、彼女を溺愛する宰相の“計算”があった。 守られるだけの令嬢では終わらない。 ざまぁだけでは終わらない。 これは、悪役令嬢が“王妃”ではなく“制度”を選ぶ物語。
王都の下級文官だったレオン・アルディスは、 赤字続きで見捨てられた辺境領地の新領主に任命される。 剣も魔法も才能なし。 評価は「無難だが不要」。 誰もが失敗を確信する中、 彼が頼ったのは前世で身につけた数字と仕組みだった。 税制を見直し、金の流れを整理し、 感情論ではなく帳簿で領地を動かす。 やがて赤字は止まり、 小さな黒字が積み上がり、 静かに評価が逆転していく。 これは、 戦わず、叫ばず、 数字だけで成り上がる文官領主の物語。