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偶然手にした武術書をきっかけに、高校生・相良翔太は「気」を視る力を得る。 その力は怪異を惹きつけ、日常は静かに壊れ始めていった。 幼馴染の紗季は、怪異を斬る藤堂流の継承者。 翔太を守るため、そして彼自身が立つために、彼女は力を教えるという選択をする。 夢に現れる名も知れぬ女に導かれ、翔太は天衝流の力へと踏み出す。 巡らせ、溜め、解放する――その理屈は正しく、戦いは確かに成功していた。 だが、“正しく使えたはずの力”は、身体と関係に、元には戻らない歪みを残し始める。 これは、間違えなかった選択が、何かを壊していく物語である。