あらすじ
あるスーツ姿の男が、会社からの帰路に就きつつ、巷にいる迷惑者に不可視のナメクジを貼り付けていくお話。
ナメクジを貼り付けられた者は、それに気付くことなく、その後の人生に大なり小なり躓くことが多くなる。
彼が放つナメクジは、当事者が置いて行ったゴミからも、キラキラした軌跡を辿って貼り付くことが出来る。
しかし、彼がナメクジの顛末を知る由は無く、興味も無い。
自他問わず迷惑者に遭った時、半ば事務的にナメクジを放つ。
今日も、明日も、ずっと――。
ナメクジをどうぞ。
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