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王国の訓練場に集められた新兵たちは、同じ号令の下、同じ訓練を受けていた。 三日目、事故が起き、一人の新兵だけが剣聖に連れていかれる。 それをすぐ隣で見ていた、こげ茶髪の新兵。 同じ日に入隊し、同じ訓練をしていたはずなのに、なぜ自分ではなかったのか。 違いは才能か、努力か―― そう考えた彼は、夜ごとの自主訓練を重ね、同じ地平に立とうとする。 だが、身体は次第に限界を迎えていき……。 これは、英雄にならなかった側の視点から描かれる、 「異常値」の隣に立っていた新兵の物語。