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婚約破棄から再出発し、小さな国を築いた元令嬢。 だが今度は、圧倒的な強国から「統合」を迫られる。 速さと安定を武器に市場を支配する中央集権国家。 通貨は揺れ、商人は離れ、軍も統合支持へ。 そしてついに――統合は可決。 完全敗北。 ……のはずだった。 けれど彼女は条約を読み込んでいた。 速さを否定しない。 けれど、修正できない速さは危うい。 条文という武器で中央に再審査を強制し、 さらに小国代表を巻き込み、 「中心なき連合」という新しい制度を提案する。 剣ではなく制度で戦う、 国家×経済×知略の文明バトル。 そして軍を率いる彼は、 忠誠と想いの間で揺れ動く――。 これは、速さと修正がぶつかる物語。 そして「並び立つ」愛の物語。
期間限定でさまざまな家でメイドとして働いているメルヴィは、妖精の姿を見ることができる女性。 今回の仕事は、冬の休暇を別荘で過ごすためにやってきた軍人アダム・スペンサーと、養い子ケイトリンの世話。契約期間は一ヶ月。 何人ものメイドを辞めさせてきたという癇癪持ちの少女も、どうやら妖精の姿が見えているらしいと気づくが、じつはメルヴィにはもうひとつ不思議なちからがある。 それは、他人の心の声が聞こえてしまうというものだった。 感情を表に出すことが不得手な軍人と、不思議なちからを持ったメイドが、精霊信仰が息づく地で過ごす、冬の一ヶ月の物語。 2023.02.03 一二三書房様より書籍発売 2025.08.05 コミカライズ配信開始 ********** 企画参加作品です。 小鳩さんブッ刺せ企画(主催:長岡更紗様) クリスマスプレゼント企画(主催:アンリ様) 他投稿先:エブリスタ