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『暴虐王子』と呼ばれ恐れられた王太子がその地位を追われた。 療養という名の追放は――辺境地にある封印された『館』送り。 その道中で本来の"王子"が目を覚ました。 目の前には性別も分からない従者、そして傍らには禍々しい気配を放つ黒い靄。 初っ端から状況が「詰んでいる」と悟る。 前世の記憶を持つ転生者として目覚めた事が幸いし、黒い靄からお目こぼしを受けるが――得体の知れない存在に体を乗っ取られていたと、説明できるわけもなく。 曰く付きの館で待ち受けるのは、どうも別の目的を持っているらしい使用人たち。 前世持ち元王子の、『追放先』での新たな生活が始まる。
アラサーニートの男は、不慮の事故で命を落とし、異世界の王子に転生した。 その名は、金こそが人の価値を決める王国ユールリアの第五王子、ランソワ・ディナール(16歳)。 この世界では、金を持つ者だけが魔法を学び、 金のない者は人として扱われない。 「異世界で魔法無双」――そんな都合のいい幻想は、すぐに打ち砕かれる。 腐敗しきった国の現実を知り、絶望するディナール。 だが、王子という立場を武器に、彼は決意する。 金に独占された魔法を、すべての人へ。 元ニートの転生王子が、 金と魔法が支配する世界の常識に挑む―― 王国改革ファンタジー、ここに開幕。