あらすじ
夢を追いかけることに迷いを抱える青年・新堂遥斗は、大学を中退し、自室で音楽を作り続けていた。社会のレールから外れた自分に自信を持てず、周囲の視線や沈黙に押しつぶされそうな日々。
それでも、胸の奥に湧き上がる想いがメロディとなり、彼を支えていた。
ある日、ネットで見つけた音楽フェスの公募に、渾身の1曲「Kagayaku Yume」を応募する。返事のないまま冬が深まり、不安が募る中で、遥斗は雪の下から顔を出す小さな芽に気づく。
そして届いた一通の通知――
「最終審査進出決定」。
誰にも見えない場所で準備してきた時間が、春への助走だったと気づいた瞬間、遥斗はようやく“自分の歩幅”で夢に向かって歩き出す。