あらすじ
異界の住人である、魔族との交流が当たり前のこの世界では、彼らから異界の技術を詰め込んだダンジョンが頻繁に贈られてくる。
ダンジョンから得られる資源は、人類文明の発展に何度も貢献してきた。
だからこそ、人類は———断れなかった。
例え、危険なモンスターが同封されていたり、突発的に現れたダンジョンに巻き込まれて一般人が命を落としたとしても、
そもそも、魔族にとっては善意の行為であり全く悪気はないのだ。
しかし、人間にとっては、それが迷惑でしかないことも多い。
魔族とは、価値観も常識も全く違い、フレンドリーではあるものの善意でとんでもないことを平気でしてくる理解不能な相手である。
そんな彼らの贈り物であるダンジョンに対応するのは国家公認のエリート専門職である迷宮調査官。
彼らは、危険な迷宮の調査や管理、魔族との外交などを担い、ダンジョンによってもたらされる資源を人類に活かす役割を持つ。
そして、誰もが羨む迷宮調査官のエリート家系に転生したオスカー・ハイデルは、来月から迷宮調査官を養成する学園、異界交流学園に通うことになる。
まあ、そんな危険性の高そうな職業の養成校だなんて、冗談じゃない。
勘弁してくれ……。
と、本人は思っているのだが。
※カクヨムの方でも、同名で載せてます。