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あの頃の私は、まだ神様に見つかってなかった。 うまくいかないことばかりの人生。 選ぶ道はことごとく外れ、 「なんでこうなるんやろ」と思いながら、それでも前に進むしかなかった。 仕事、結婚、家族―― 思い通りにならない現実の中で、それでもなんとか生きてきた日々。 今になって振り返ると、 あの遠回りも、失敗も、無駄ではなかったと思える。 本作は、『ん。』シリーズに繋がる前日譚。 神様に出会うまでの、長い長い迷走の記録である。 笑って、少し泣いて、また笑う。 そんな等身大の人生を綴ったエッセイ。