あらすじ
英雄パーティー《銀翼の剣》を追放された補助術師レイン。
「お前はもう必要ない」と告げられた彼は、自分こそがパーティーを支えていたのだと信じて疑わなかった。
回復薬の管理、戦況把握、危険予測――。
縁の下で支えてきた自分の価値を理解できなかった元仲間たちは、いずれ必ず後悔する。
そう確信したレインは、新たなパーティーへ加入する。
しかし、なぜかそこでも周囲とうまくいかない。
それでも彼は疑わない。
悪いのは、自分を理解できない周囲なのだと。
やがてレインは、“自分の正しさ”を証明するため、元仲間たちへ執着していく。
匿名での妨害。
虚偽情報の流布。
そして、取り返しのつかない一線へ――。
これは、追放された男が「自分の価値を証明したい」と願い続けた物語。
よくある、追放ざまぁ系に見せかけた、人間の傲慢、自己中心的な性質を描いた作品