あらすじ
主人公・国立 歩夢の時間は、高校の卒業式から一日ずつ過去へと逆行し始める。
しかし、これは未来を変えるためのタイムリープではない。歩夢が未来で何を試みても、過去で起こった事実(過去の出来事)は一切変わらず、すべてが「確定事項」として淡々と再現される。
未来の知識は無力であり、どんな努力も意味をなさないこの「逆行」という現実。物事の結末を知っているのに変えられない、虚無的な日々の連続に、歩夢は強い嫌悪と絶望を抱くようになる。「努力が無意味」な世界で、彼は一体どこまで過去を遡るのだろうか?
未来への希望も、過去への介入も許されない、新感覚の物語。