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古物商《憂楽》の店主には、 “物の時間の層”を読むという奇妙な感覚がある。 ある日、黒髪の女性が置いていったのは—— 折られていない、ただ白いだけの栞。 同じ頃、街で起きる連続刺傷事件の現場には 必ず「折られた栞」が落ちていた。 なぜ折るのか。 なぜ折らないのか。 そして彼女は、なにを憂楽に読ませようとしたのか。 白い紙の折れ目は、 “誰かの心の地図”になっていた。 憂楽はその地図の行き先に、 人ならざる“灯り”の影を見る。 ——栞が折られるたび、 誰かの秘密が、ひとつ開いていく。
《ミステリー》×《魔術ファンタジー》×《法医学》 祖国を失い、大帝国アルビオンに亡命したソフィアは、彼女の過去を知る大魔導師コンラートの弟子となり、彼に見守られながら新たな人生を歩んでいる。 ある日、魔法薬の納品に訪れたグラハム伯爵邸で、ソフィアは謎の死を遂げた老伯爵の遺体と遭遇する。動揺する使用人たち、玄関ホールには魔術の痕跡。 なぜか行く先々で事件に巻き込まれるのにため息をつきつつ、ソフィアは政府嘱託の検屍官でもある顔を明かし解明に乗り出す。 悲劇か陰謀か? 老伯爵の死の裏に隠された真実とは? 『なにが起きたか、または起きるか』を解き明かすソフィアの謎解きが、幕を開ける。 ========================== 第1話はプロローグ的な単話完結の短編です。 第2話以降は数話で1事件完結の連作方式。更新は1事件毎に完結投稿で不定期になる予定です。 (事件解決まで読めるように書き終えてから投稿します) カクヨムさんにも掲載しています。