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「叢雲。好きだよ」 したが。 夜が更け、閨に二人きり。 わっちの目を見て、そう囁いてくれる柚様。 わっちはそれに…… 「……ありがとう、ございんす」 何も、返すことが出来ぬまま。 わっちは、柚様と誠の恋人関係にあると誓いを立てていんす。 したが、それでも。 わっちは一度たりとて柚様に。 好きと愛してるを言えないままでいんした。
安永七年(西暦1778年)、 江戸太平の新吉原。 黒町屋、と言う仲見世にて、二階の窓を見上げればいつも絶世の美女が暇をしている。 どれだけ貢いでも相手にしてくれなかったのに、ある日突然部屋に呼んでくれた… と思ったらなんだ野太い声しやがって男かよ! 色白で超絶美人、黒町屋の妖狐太夫と噂のし乃雪(ただし男)と、それに釣られて巻き込まれた色男・源三郎が、巷の妖怪騒ぎを解決したりしなかったりする、江戸ブロマンス怪異譚。 ※主人公二人はブロマンスですが他部分にBL入ります。主人公陰間なので。