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ある日事故で昏睡状態になってしまった彼氏を助けるためにとある少女が賭命遊戯と呼ばれるデスゲームに参加して、お金をためていく。そんな物語である。
蝉の音だけが、蒸し暑い夏の日に騒がしく鳴り止まない。 小さいころから僕を支えてくれた笑顔の眩しい、君。 「透!一緒に行きましょ。」 そんな笑顔な幼馴染。白菊 沙耶は、 ———交通事故で死んだ。 現実を受け入れることはできぬまま、日は過ぎていく。 そんなとき、道路に転落し車のライトが目の前まで接近した。 もう死んでもいいと透は諦めて、目を瞑った。 次に目が覚めたのは、レッドカーペットの派手な床。同じような紅色の壁。一定間隔に均等に並べられたライト。 「ようこそお出でいただきました!」という高笑いのような声で現れたのは司会人と名乗るベルジットという男。 どうやら透は”遊戯の参加者”となってしまったらしい。扉を開けて会場に入る。 「あれっ、透!…久しぶりっ?」 そこには、死んだはずの沙耶がいた。受け入れ難い事実と、受け入れたい現実があった。 「沙耶…?沙耶…なのか!?」 「さぁさぁさぁ、さぁ!皆さんお待たせ致しました。遊戯の始まりです!」