あらすじ
「……わたしを、ころして――あなたのものにして。――ね、ゼイン?」
「改変の理」――あらゆる事象を思うがままに構築できる権能を持った少年ゼイン。
“最恐”と畏れられた彼は世界大戦を終結させた後、人知れず表舞台から姿を消した――はずだった。
異世界で目覚めた彼の目の前に現れたのは、かつて手に掛けたはずの少女と瓜二つの少女だった。
盗賊の襲撃から助けた彼は、失った未来を取り戻すよう、少女を傍らで見守り、その力で立ち塞がる魔物や陰謀を打ち破ろうと決意する。
紛い物の権能がその身を苛むとしても、少年は“力”を振るうことを躊躇わない。
己の魔法を歪め、難敵へその牙を届かせて。
使うたびに伝う涙から目を背けて……。
歪なこの世界の真相に辿り着く――それが、一つの贖罪になると信じて。
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※この作品だけでお楽しみいただけますが、「六英雄キ -過去編-」も合わせてご覧いただけると、よりいっそうお楽しみいただけるかと思います。
※登場人物まとめや用語解説は「六英雄キ -設定集-」で行う予定です。気になる方は合わせてご覧ください。