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本が一冊も置かれていない本屋さん。 そこでは、訪れた人の“今”を読み取り、地下に眠る膨大な書庫から一冊だけが選ばれる。 雨の夜に迷い込んだ橘芽依は、その不思議な選書に触れ、心の重さが少しずつほどけていく。 静かに寄り添う癒しのローファンタジー。