あらすじ
大阪市内の古いマンションで、女子高生が監視カメラの前でエレベーターに乗り、七階を押した——到着時、中は空だった。少女は完全に消失。
三年後、同じマンションで再び少女が消える。元新聞記者の高橋修司は独自調査を始め、失踪者たちが十年前に同じ小学校の同じクラスだったことを発見する。
そのクラスでは、ある教師による児童死亡事件が隠蔽されていた。失踪者は増え続け、高橋は警察も知らない巨大な秘密へと近づいていく。都市伝説だと思われていたものが、現実の組織的犯罪だったと判明する社会派ミステリー。最後の頁まで緊張感が途切れず、新たな脅威の予兆と共に幕を閉じる。