あらすじ
ティナは、美しく優秀な姉のエリーゼとは違い、取り立てて特徴のない、本好きで引っ込み思案な令嬢だ。姉と同じ貴族学校に入学するも、姉と比較され、さらには友人だと思っていた男子生徒が姉と仲良くなる目的で自分に近付いたと知り、人間不信に陥ってしまう。
貴族学校から足が遠のき、家に引きこもっていたティナに、エリーゼは王家からのある依頼を押し付ける。それは、魔女に呪われて醜い姿になった、第二王子レギトの呪いを解くというものだった。
姉と比べて、魔法の才能も乏しいティナは途方に暮れる。けれど、意外にも、レギトには呪いを解きたい様子すらなかった。彼に魔法の才能がないことを正直に告げたティナは、読書という共通の趣味から、彼の話し相手になることに。
次第に彼と親しくなるうちに、ティナは彼が呪われた本当の理由を知って……?