ページ:1(1件表示) / タグ一覧へ
夜中の三時、部屋の暗がりで鏡だけが光っている。 見たい。でも近づきたくない。 それでも足が動く。 鏡の中に住む何かを、今夜も探しに行く。 醜いものを見つけるまで、終われないから。 誰かに、きれいだと言われたことがある。 一瞬だけ、鏡が消えた。 でも夜になったら、もどってきた。 声は帰っていく。鏡はずっとそこにいる。