ページ:1(1件表示) / タグ一覧へ
20年間――ほとんどの時間を病室と自室で過ごしてきた。 「ああ、死ぬのか……」 瞼が重くなり、世界の光はゆっくりと遠のいていく。最後に思ったのは、これまで読み漁った本のこと、そしていつか自由に体を動かせたらなというささやかな願いだった。 ――そして、目を開けた。 「動ける……こんなに、自由に……!」 しかし、自分の姿をみたとき 「……俺、これ……本当に俺なのか……?」 醜く恐ろしい野獣の姿での冒険が始まる。