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転校五回目の春。柊木詠は新しい学校の古びた校舎二階、人けの少ない図書室に迷わず居場所を見つける。「本の中の人間は逃げない」——転校のたびに友人と離れ続けた詠にとって、本だけが変わらず傍にいてくれる存在だった。 ある日、詠はひょんなことから四人の「書人」と出会い、夜の司書になってほしいと頼まれる。個性的な四人を見ているうちに面白くなってきた詠は、それを引き受ける。書人たちと交流してゆくうち、詠の心境も変化してゆく。