あらすじ
世界一のMMORPG《WARLDS》で、エルフ短剣士として“最速”の名をほしいままにしたプレイヤー――怜。
その異名は「死神」。防御も魔法もすべて捨て、ただ速度だけを極めた男だった。
一対一の最強を決める大会で優勝した瞬間、画面に現れた謎のメッセージ。
『お主のような強者を求めていた。ようこそ――本当の戦場へ』
気づけばそこは、《WARLDS》そっくりだが“本物の命”がかかった異世界の森だった。
初めて倒した魔物から手に入れたスキルは――
【死神の加護】
《鎌による攻撃時、攻撃力が素早さと同値になる》
鎌を振るうたび、“最速”がそのまま“最強火力”に変わるチートスキル。
だが、この世界でステータスやスキルを知覚できるのは怜だけだった。
回復魔法を使う村娘アリシアと出会い、
怜は黒い大鎌を手に、Sランク冒険者を目指して“本当の戦場”へと踏み出す。