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翠(すい)の村は山の麓にある。 その山の裾野に広がる深い森は 、周辺の村々からも鎮守の森と呼ばれていた。人ならぬものが棲み、むやみに踏み込めば祟られる禁足地── 春の嵐に追われて、鎮守の森へと迷ってしまった翠。銀色の髪と翡翠の瞳をもつ青年に助けられた。 時は流れて──翠は女学校を卒業する歳。 あれからも禁忌を破って森へと入り、翠はひそかに青年と交流を続けていた。 女学校の卒業を控えて、翠には縁談が、村には鉄道を通す計画が持ち上がっていた。 人×神様の異類婚姻譚です。 せつなさ高めです(作者ほか作品比)。 ハピエンです。