あらすじ
奇妙な夢に翻弄される妹と、そんな妹を救おうと奔走する姉。
大気中の電荷の状態を感知できる超感覚、拡張知覚が普及した近未来を舞台に描くSF中編です。
【あらすじ】(注意! 結末まで書いてあります)
拡張知覚、それは大気中に存在する電荷の状態を人の五感でとらえる超感覚のことである。
そんな拡張知覚が人類のほとんどに与えられた近未来の東京。
高エネルギー素粒子物理学研究所に勤務する白鳥桂子はある日、高校生の妹、百合の様子がおかしいことに気づく。
百合はどうやら現実と区別できないほどリアルな夢を見ているらしいのだ。
次第に衰弱してゆく百合。
桂子は同僚の村瀬らの協力を得て百合の病状を把握し、治療を試みる。
その過程で、百合の夢は現実の光景であり、その夢を実現しているのが異星生物との重力波通信であるとの仮説が立てられる。
それを知った村瀬は重力波通信の能力を全人類に広めようと姿を消す。
やがて違法な方法で、人類の7割に重力波通信の能力、すなわち重力波拡張知覚が付与される。
同時期、重力子の海と言う理論が発表される。
それは無の空間から無限のエネルギーを生み出す理論だった。
その理論を応用した発電所が起動したとき、事故が起き、世界中で重力波拡張知覚を持った人々が死亡する。
事故は生き残った人々からも拡張知覚を奪い去っていた。
百合を失った桂子は、拡張知覚の無い世界で生きてゆくのだった。
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【更新履歴】
2026年4月25日17時 投稿
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【AIの使用について】
この作品は「第16回創元SF短編賞」(以降創元SF短編賞と言う)に応募して選外となったものを「第13回ハヤカワSFコンテスト」(以降ハヤカワSFコンテストと言う)向けに改稿したものを、さらに改稿したものです。
創元SF短編賞応募後、ハヤカワSFコンテスト向けの改稿に着手するまでの間、生成AIを使用して要約の作成や、テーマ、構成、キャラクター、読みやすさ、総合評価それぞれについて10段階の評価を何度も行いました。ハヤカワSFコンテスト向けの改稿作業では、それらを一部、参考にしています。
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※ カクヨム、pixiv、TALES でも公開しています。