あらすじ
「床磨きしかできない無能は、私にふさわしくありませんわ!」
伯爵令息ユリウスは、婚約者のエリザから夜会の場で身勝手な婚約破棄を突きつけられる。
彼女の隣には、派手な炎を出す浮気相手の姿。
何度説明しても、俺の能力『ポリッシュ(鏡面化)』の本質を理解しようとしなかった彼女。
めんどくさくなった俺は、別れ際に一言だけ贈ることにした。
「――つるつるになーれ」
翌朝、彼女の頭皮は魔法も呪文も跳ね返す「鏡面」へと変貌を遂げる。
唯一残ったのは、汚らしく生えた「5本の髪」だけ。
社交界で『スカスカ令嬢』と蔑まれる彼女が這いつくばって謝ってきても、もう遅い。
俺は俺で、王妃様の肌をツルピカにして、美容界の寵児として成り上がることにします。