あらすじ
末期がんに侵された元やくざの親分・金城銀次は、死の淵で意識を失う。次に目覚めると、関ヶ原合戦の前哨戦である伏見城の籠城戦を控えた若造兵士・銀次になっていた。4万の西軍に対し、わずか1900の兵力しかない絶望的な状況。周りの兵士からはぞんざいな言葉遣いで扱われるが、銀次は元やくざとしての経験と胆力で、次第に存在感を発揮していく。
西軍の鉄砲隊による猛攻に対し、銀次はかつての抗争で培った知識と機転を活かした奇策で対抗。鳥居元忠はそんな生意気で威勢のいい銀次の度胸を見抜き、自らの傍で戦うよう命じる。元忠の「死ぬ気で戦うのではない、死んでも戦うのだ」という言葉と、家康への揺るぎない忠義の覚悟に、銀次は次第に親父のような親しみを覚えていく。