あらすじ
『最凶の軍営、その営長は除霊のプロ?:霊感新兵と非常識な上官たちの怪異顛末記』
不運な「死神のくじ」を引き当ててしまった新兵・郁佑(ユーヨウ)。生まれつきの陰陽眼(霊感体質)を持つ彼は、国内で最も怪異が多発すると噂される「最凶の独立営区」へ配属され、あろうことか大隊長の伝令(専属従卒)**に任命されてしまう。
着任初日の夜、先輩たちが語るおぞましい怪談に魂を飛ばしそうになった郁佑を待っていたのは、実体を持った女幽霊による「金縛り」の洗礼だった。逃げ場のない絶望的な状況の中、一筋の眩い光が闇を切り裂き、彼を救い出す。驚くべきことに、その光の正体は——彼の直属の上官である営長その人だった。
霊媒体質の臆病な二等兵、科学しか信じない(はずの)最強大隊長、霊界の知識に精通した「コー輔」こと連輔導長、そして秘密を抱えた謎の文書室女班長。
前代未聞、前線基地ならぬ「除霊基地」での荒唐無稽な日々が、今、幕を開ける!