あらすじ
「(まぁ、大丈夫だろう)」
定期テストの直後、僕、徳村大輝《とくむらだいき》は多少自信があった。
そして、先生が現れた。
「テストおつかれさま。じゃあ席替えするぞー」
「(席替えか。忘れてた)」
先生はくじ箱を取り出す。
全員、続々と並んでいく。僕は乗り遅れ、最後に引くことになった。
僕がくじを引こうとするが、見つからない。
「先生、くじ、ない、です」
とぎれとぎれの言葉で伝えた。
「ちょっと待ってろ」
先生はくじ箱の底を開き、残っていた1枚のくじを僕に差し出した。
「くっついてたみたいだ。すまんな」
「(くっついていた? まあいいか)」
僕は席に座った。
「よろしくね!」
隣からは、明るく元気な声が聞こえた。
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※毎週火曜日に更新していくつもりです。
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