あらすじ
突如として大陸に現れ、たった一日で世界を滅ぼしかけた人外生命体【ヴラーク】。
各国の軍事力も、核兵器すらも通じず、人類は完全な絶望に沈んだ――はずだった。
【ヴラーク】は、一人の青年によって討伐された。
それから数年後。
異能力【ギフト】を学ぶ名門【アルカディア魔学園】に、暗翔という謎の青年が入学する。
彼は【ギフト】を一切持たない無能力者。
しかし、その拳は壁を砕き、蹴りは床を爆ぜさせ、学園の生徒たちを圧倒していく。
それは、彼が隠している力の、ほんの一端に過ぎなかった。
――あるいはそれは、
世界を救った代償として背負わされた、罪の残滓なのかもしれない。
学園に渦巻く陰謀。
【ヴラーク】討伐の裏で葬られた真実。
英雄として称えられた青年が、決して語ろうとしない過去。
暗翔は何者なのか。
なぜ彼だけが、常識の外に立っているのか。
彼は救世主なのか、それとも――。
「あぁ、始めようか。仕事を」
これは英雄譚ではない。
世界を救った青年が罪と共に歩む、
静かで、歪な無双譚。
以下、2025年12月27日追記。
本編全て書き直しを行い、完結まで書きました。
毎日18時投稿です。六十話前後で完結します。