あらすじ
流行りの「宝石の薬」が作れずに工房を追放された主人公のリディア。
彼女は路地裏に小さな店を構え、タダの草花を煮込んだ「甘くて美味しいお茶」を淹れながら静かに暮らすことにしました。
ある夜、行き倒れていた綺麗な青年を拾ったのですが――実は彼、国最強の魔術師様。
しかも、国が推奨する薬は魔力回路を石化させる猛毒で、リディアの地味なお茶こそが彼を救う唯一の特効薬だったのです!
「俺の居場所を荒らす奴は消す」
そんな裏事情などつゆ知らず。本人はただの『綺麗な迷い猫』だと思っている過保護な魔術師様に、裏で徹底的に守られながら、今日も平和にお茶を淹れる……そんなほのぼの無自覚スローライフのお話です。