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深海で目覚めた私は、空腹とともに動き続けていた。 ほどけていく膜、戻らない形、わずかに紛らわせるだけの吸い込み。 やがて支えは削られ、花は自重に耐えきれなくなっていく。 私はまだ落ちていない。 ただ、落下が始まっていることだけは分かっていた。 ※同一世界観の連作短編です。単独でも読めます。