あらすじ
いままで、わたしの人生は灰色だった。
なんの特技もなく。
なんの取り柄もない。
小学校のころに手に入れたこの変な苗字のせいで目立ったこと以外は、なにもない。
きたる、高校二年の梅雨。
わたしは視えるようになった。
その事実を受け入れる時間はなかった。
そして流されていく。
狂気と、血縁の忌渦のなかへ——
【登場人物】
・闇口そぼろ……主人公。女子高生
・一十冬夜 ……心霊探偵
・シラツユ ……冬夜の相棒
・上田さん ……警察関係者
・一葉 ……そぼろの友人
・あづき ……そぼろの後輩
・マリ ……幽霊の少女
・マキ ……マリのふたごの妹
・堂々島霹靂……ミリオンセラー作家
・一十白夜 ……冬夜の弟