あらすじ
幼い頃から、安倍茜には「見えてはいけないもの」が見えていた。
霊と呼ばれるそれは、彼女を静かに孤立させていた。
雪の日の神社で出会った天才少年・守山悟は霊を見ない。
だが彼は、茜の孤独だけを正確に理解した。
二人はやがて、人の知覚そのものを再現する装置――「霊視装置」の研究を始める。
研究の過程で生まれたのは、脳波の観測と再現を目的とした機械生命体・ミライ。
霊視装置の完成のために存在する彼は、家族として暮らす中で、失われていた感情を静かに回復していく。
しかし、正体不明の外敵生命体による侵略が始まり、世界は終末へ向かう。
機械生命体として生まれた彼は、人類と共に在るか、それとも――
静かに、だが決定的な選択を迫られる。
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