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群馬でひっそりとサロンを経営する50代の独身女性がいた。かつては世界の舞台に立ち脚光を浴びたこともあれば、スキャンダルを起こして、地元を追われてしまったこともあった。ある日知らせが届き、今年また世界の舞台が戻ってくるという。足を洗った世界であるが、日本中が盛り上がる中、彼女は思いもよらぬ行動にでる。
藤堂怜央は、日々少しずつ記憶を失う少女・早瀬美奈と出会う。 笑いあう日常、交わすささやかな言葉――しかし彼女の記憶は確実に消えていく。 怜央はそのすべてを覚えておくことを決意する。 消えていく記憶の中で生まれる、優しさと痛み。 そして最後の春、たとえ君が忘れても―― 僕の中で、君は生き続ける。