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委員会に所属する高校生の主人公は、 日々、校内で起きた小さな出来事を記録し、判断していく。 相談、噂、掲示板の書き込み。 どれも深刻な問題にはならず、 制度は正常に機能し続ける。 彼自身もまた、 模範的に、適切に、逸脱なく振る舞う。 判断は常に正しい。 処理は常に妥当だ。 それでも、 書かれなかった言葉、 提出されなかった感情、 生成されなかった衝動が、 少しずつ内側に溜まっていく。 最後まで、問題は起きない。 ただ、 何も起きなかったという状態だけが、 静かに残り続ける。