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王宮香料鑑定士の伯爵令嬢クラリスは、婚約者から「毒杯を用意した」と断罪され、妹との婚約を宣言される。だが毒杯に残っていた香りは、クラリスが調合したものではなかった。残り香を読む鑑定士の仕事は、嘘を飾る香水まで暴いてしまう。香りの記録が示したのは、婚約者と妹がクラリスの持参金を奪うために仕組んだ芝居だった。