あらすじ
神在月の出雲でイチャつき過ぎた二人で一柱の神は、他の神から怒りを買いフツノミタマの模造品で神性を剥奪され、呪いまでかけられてしまう。
「引き裂かれる運命に、苦しみを過去も未来も延々と味わって死ね」
ある農村の小柄な娘、佳乃女と尾が白い農耕馬の尾白。お見合い拒否の佳乃女は、尾白と夫婦になりたいと返す。嫌がる娘をお見合いに出している間に、父親が尾白を殺して肉と皮に変えてしまう。何も知らず帰宅した娘は、食べた肉を教えられて吐き戻した。そして尾白の皮を被り逃げた先、佳乃女は崖から落下して亡くなる。
馬術部顧問の後藤芽枝は、部員たちのお喋りを聞きながら、昔居た馬が大好きな部員の生徒ーーヒメ子を思い出す。
彼女はのんびりした性格のあだ名とは逆のカッコいい容姿の女の子。
高校に入学してから馬に惹かれ、お昼休みや長期休みの当番以外も厩舎を訪れるほど馬が好きで、飼育している馬からも好かれていた。
しかし、大学の時に出た障害馬術の大会で、暴れた馬に踏まれて命を落としてしまった。