あらすじ
ディルセル帝国の第九王子ウィルヘルムは、第二王子レオンハルトの間諜として、夜ごと女を籠絡する生活を送っていた。しかし、ある失態から、隣国スヴェルダへの留学を命じられることとなる。
ウィルヘルムは、人に使われる生活にはもうこりごりだと考え、スヴェルダで適当な女を捕まえて婿入りし、安住の地を築こうと画策する。彼は偶然出会った純真無垢な第二王女・アーシャに目をつけ、いつものように甘い言葉で誘惑する。
しかし、彼の本性はすぐに第一王女の知るところとなり、アーシャはウィルヘルムとの交際を反対され──早朝、ウィルヘルムの元にお忍びでやってきてこう言った。
「――駆け落ちしましょう!」
そうしてウィルヘルムは、アーシャに引きずられるように、あらゆる契約に勝る『結婚契約』を結べるという『緑の魔女の森』を目指すことになる──。
──これは、『愛を信じない』放蕩者の王子が、秘密を抱えた王女によって、『真実の愛』を知るまでの物語。
(ムーンライトノベルズにR18版を投稿しています。もともと全年齢の話だったため、こちらにも公開します。完結済。)