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プレイヤー人格のデジタル複製であるペルソナコピーがアバターを継承する"ADオプション" 。 世界に先駆けてそれが実装されようとするMMORPG があった。 これはその二人目の βテスターの物語である。 ( 小題に★が付いた頁は挿絵付です ) * 誤字・脱字・余字・誤用・内容の矛盾 等お気付きの際は御指摘頂ければ幸いです。
「夫を殺してしまいたいのです」 依頼主はそう言った。 私──氷塊のミョルダートは冷たく微笑んだ。 「どのように殺して差し上げましょう?」 ─────────────────── 19世紀末、ロンドン。産業革命と霧の時代。 “異能者”の存在は、ロンドンに、静かに知れ渡りつつあった。 「霧隠しの探偵局」は、私が創設した私立の探偵事務所だ。 犯罪を“代行”する私は、異能力を保持している。 いつしか耳にするようになった名の通り、「氷」を操るのだ。 時計じかけの、高貴なる街にて。 今日もまた、復讐が始まる。 ───────────────────── 毎朝更新。 カクヨムでも連載してます。