あらすじ
「お腹が大きくなると体型が崩れるから嫌。でも子供は欲しい。……そうだ、ママに産んでもらえばいいんだ」
四十五歳の専業主婦・由美は、仲良し母娘だと信じていた娘・莉奈に裏切られ、地獄へと突き落とされる。 ある夜、泥酔した由美が目覚めると、そこには娘婿・健太の姿があった。仕組まれた過ち、そして妊娠。 絶望する由美に、莉奈は涙ながらに訴える。「私、不妊症なの。この子は神様がくれたチャンスだよ」と。
娘のためにと、命を削って出産した由美を待っていたのは、感謝ではなく、家政婦兼・育児奴隷としての過酷な日々だった。 すべては、美貌とキャリアを守りつつ「完璧な母親」の座を手に入れたい莉奈の計画通り。 母性という名の呪縛に囚われた由美の、終わりなき地獄が始まる