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わずか六回。最初はそれで十分だと思っていたが、回を追うごとに焦りと不安が募っていった。 奇跡の力を行使できる回数。その限られた時の中で彼は、たった一つの願いを果たすべく全霊を傾ける。 ――三度の飯とゲームが大好きな少年ともや。まだ親の手の届く繭の中でぬくぬくと日々を過ごしている年頃だった。 それがある日突然、庇護下から外され一人知らない世界へ。頼る宛のない場所で、生き方と、生きる目的を探し、少しずつ大人になっていく物語。