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伯爵令嬢の二コラはずっと家で一人だった。王宮勤めの父親も、王女の乳母をしている母親もほとんど屋敷に戻って来ないからだ。寂しい思いをしている間、母親は娘への愛情を王女へ捧げていた。 王女の話し相手として登城するようになってからは、王女に尽くす母親の手によりいろいろなものが奪われていく。時が過ぎ、侍女となった二コラは婚約者を王女に取られてしまう。深く傷つき、「姫様から大切なものを奪ってやろう」と考える。そして魔術師ダレルからもらった『人を虜にする』魔法のペンダントを発動させるのだった。