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迷宮都市アルトリア。 そこは、一攫千金を夢見る冒険者たちが集う街。 弓使いのハル・ミカゲは、誰とも組まず、ただ一人で迷宮へ潜り続けていた。 口癖は「金のため」。安酒場の隅でそう嘯き、地味な素材回収を繰り返す日々。 周囲からは守銭奴の変わり者と笑われていたが、彼には誰にも言えない秘密があった。 ――彼が見たいのは金ではない。 誰も到達したことのない迷宮の「底」だ。 これは、静かな狂気を秘めた一人の射手が、暗闇の最深部へと至る物語。