あらすじ
〜 願いを叶える店で、管理人は今日も静かに首を振る 〜
願いを叶える道具が、必ず人を幸せにするとは限らない。
月環街の古い店、満願堂。
そこには、探し物を見つける品、忘れ物を呼び戻す品、寂しさを埋める品、届かない想いに触れる品が並んでいる。
店を守る管理人リゼットは、訪れた客の願いを否定しない。
ただし、必要であれば静かに止める。
「それはおすすめ致しません」
それでも願うなら、品は客の手に渡る。
願いは叶う。
けれど、その仕上がりが望んだ形になるとは限らない。
これは、願いの道具を扱う店と、そこへ迷い込む人々の物語。
※本作は全100話・三部構成で完結済みです。