あらすじ
【※追放されて当然のヒロインの供述】大好きなユウくんに「帰れ」って言われた。意味わかんない。勝手に付いてきた糞蝿がアタシを悪者にしたみたい。愛し合う二人に嫉妬したのかな?潰しとけばよかった。でもユウくんの前じゃアタシも女の子。虫に怯える方がカワイイわよね?
イイ女はイイ男に花を持たせるものよ。ユウくんはアタシを守って気分がいい。アタシはユウくんに守られて気持ちがいい。最高の関係ね。
ところが、糞蝿共の悪巧み?
いや、あの食欲と性欲という本能で動いてるムシどもにそんな頭があるとは思えない。黒幕は別にいるのだろう。
例えば、ユウくんを勇者とやらに持ち上げた、聖剣とかいう無機物を祀るカルト集団とか。疑えば他にも色々怪しい連中はいる。魔王とかいうヤツも怪しい。
そう、アタシ達は世界の中心。だからその存在だけで悪巧みする連中を生み出してしまう罪な存在なの。疑い出したらキリがない。
でも二人の関係は不変で必然。世界はアタシ達二人の為にある。だから、心配はしてない。これは愛を盛り上げる為の試練。人生のスパイスに過ぎない。これで再会した時は勢いのままに結婚ね。
ユウくんは魅力的だから旅の道中で言い寄る女は沢山いるだろう。でも多くの色を知った方がアタシが如何に最高の女なのかわかるから、それはそれで意味はあるわ。そんな羽目を外した独身旅行だって悪くない。
アタシも最後の単身旅行だと思ってお酒でも飲みに行こうかな?
その前に周りが暗いから明るくしましょうかね。