あらすじ
魔王。魔王。魔王。
かつてこの地を支配したとされる、6匹の魔王。
その存在が消滅してから約1万年が経った。
1万年、大体エルフの寿命くらいかな?
魔王の死と共に魔物、魔神、悪魔といった恐怖もまた姿を消した。
生き物達は恐怖に怯えることなく安心安全に暮らしていた。
はずだった。
だが?なんと?約1万ぶりに魔物が出現。
しかも大量発生。
アブラムシのように無限に湧く。
その魔物を倒して生活する奴らのことを路渡りという。
名前の由来は色々な所を転々としているから、らしい。
さて、ここでこの世界の偉い奴らは気付いてしまったようだ。
魔物が復活したなら悪魔や魔神も復活するのではないかと。
最悪の場合は魔王すら復活する可能性も出てくる。
それはヤバい、どうにかしないと!と緊迫する世の中であった。
それはさておき、神もこのままではマズイと思ったのかあることをした。
あいつに暴れられたら面倒だからなぁ。
今の路渡り程度では相手にならない。
人間界という所から救世主ッぽい奴らをこちらの世界に転移させた。
自分で言うのもなんだが無責任にも程がある。
一度転移してしまえば余程の事がない限り戻れないのだ。
大抵の奴らは「最悪」とか呟いて数カ月後に餓死する。
稀に生き残るやつも居るがその殆どは魔物に食べられる。
やはり人間なんかでは救世主にはなれないか。
そんな事もお構い無しに今日も今日とて、
救世主という名の犠牲者がこの世界にやって来る。
おっと、今回は少し様子が違う。
転移直後に魔物を殴り倒している。
これは面白い。