あらすじ
王国アルセルスに生まれた末姫、オリー・アルセルス。
王族にしか授けられない“精霊の加護”を持たない――そう信じられ、幼い頃から“異端児”と呼ばれた少女。
しかし、オリーが本当に宿していたのは、誰も知らぬ『精霊女王の加護』だった。
理解されぬまま、偽りの罪を着せられ、そして――処刑台の上でその生涯を終える。
けれど、運命は終わらなかった。
再び光を見たとき、彼女は魔界の王サタンとその妃の娘として転生していた。
名を――オリジン・サタニア。
人間界と魔界が平和条約を結んだ新たな時代に、彼女は二つの世界の狭間で再び生きることになる。
かつての悲しみを胸に、それでも前を向いて――
今度こそ、幸せを掴むために。